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何をしてもなかなか大人ニキビが治らず、いろいろな化粧品を買っては試したり、皮膚科に通っては薬を飲んでいるという人は多いのではないでしょうか。結論を述べると、ニキビは正しい治療にめぐり合えれば、たとえ日数がかかっても良くなっていくものです。今回は、ニキビの原因や方法、治療をサポートしてくれる医薬品などを紹介していきます。これらは20年間ニキビと戦った末に勝利を勝ち取った方法であり、改善に役立つ情報ばかりなので、悩んでいる人は試してみてください。

今あるニキビはどう治療するべきか

すでにニキビができている状態の場合、一番に守るべきことは清潔にするということです。不潔にしていると治るどころか症状がひどくなっていくこともあるため、なるべく触らず常に清潔な状態にしておきましょう。
触ると刺激となり、雑菌が入り込んだり、熱を持つ原因にもなります。患部がムズムズしてつい爪で掻いてしまい、潰してしまう人も多いので気を付ける必要があります。また、患部を洗うことは良いことだと思い込み、ゴシゴシと集中的に洗う人がいますが、それも大きな摩擦になってしまうため、洗顔は優しく行いましょう。

次に、膿を持ったニキビは肌内部の水分量を整えることも大事です。その理由は、乾燥すると皮脂が毛穴に詰まってしまうからです。これはニキビの大きな原因の一つとなっていますので、水分のめぐりを良くし、肌の内側の詰まりをなくすことがとても大切になってきます。水分のめぐりが上手くいくと、化膿しているひどい症状でも日に日に解消していく場合が多いです。
水分のめぐりを改善すると言われている食べ物は、豆類や海藻類、瓜科の植物であり、毎日の食事に取り入れるのが望ましいのですが、難しい場合は週に3?4日でも効果的だとされていますので続けてみましょう。

水分のめぐりにも通ずることなのですが、適度な発汗も有効であり、デトックスを促すと症状が改善することがよくあります。発汗すると体の表面に溜まっている余分な熱が放出されますし、毛穴を詰まらせる原因となる皮脂を体外に排出することもできます。
激しい運動が苦手な場合は半身浴がおすすめです。また、早足のウォーキングや軽いジョギング、テニスなどで発汗できる機会をあえて作ることも大切です。漢方医学でも発汗は重要視されていますので、毎日の習慣にすると良いです。

そして、食べ物は体を作る大切なものであり、食べたものの影響がすぐに体にあらわれることもあるくらいです。食べ物と体は密接な関係にありますので、症状がひどい場合は油分の多い食べ物を一時的に控えた方がいいとされています。
油分の多い食べ物はナッツや揚げ物が代表的であり、ナッツにはそれほど油分がないと思っている人も多く、低糖質なおやつとして、またお酒のおつまみとして一日にたくさん食べている人がいます。体を潤す働きがある油分ですが、必要以上になると余分な水分を溜め、化膿の原因となってしまうこともあります。食べ過ぎには注意しましょう。

また、患部は敏感であり、熱を持ちやすくなっていますので、香辛料や薬味の摂取量にも気を付ける方が良いです。香辛料や薬味の辛味成分は体を温めるため、人によっては発汗もしますし、血行が良くなって症状を和らげてくれそうなのですが、食べ過ぎると患部に熱がこもってしまうことがあります。熱を持つと患部の炎症がなかなか引かない場合もあることを知っておきましょう。香辛料や薬味は一度にたくさん食べられるものではありませんが、辛いものが好きで週に何度も食べている人などは注意が必要です。摂取を控えたいのは唐辛子やコショウ、ニンニク、ショウガ、ネギなどです。

ここで述べた自分でできる治療法を実践し、その上で適した医薬品や化粧品を使うと効果的です。自分でできる治療法は根気が必要なので、数日間続けたのに効果を感じないという場合はやめてしまう人がたくさんいます。しかし、数ヶ月間は続けることをおすすめします。体質を改善する意味もあるため、何があっても美肌を目指すんだという強い気持ちをキープできるよう、セルフコントロールにも力を入れましょう。

新しいニキビができないようにする予防策

ニキビは新しくできないようにすることが非常に重要であり、そのためにできることがいろいろあります。これさえすれば大丈夫といったものはありませんので、いくつかの方法を駆使してアプローチします。予防は、治癒した後の赤みや茶色っぽいシミを残さないための最善の方法にもなりますので、美肌を目指すなら予防にこそ力を注ぐべきでしょう。

ニキビは古い角質や過剰な皮脂、ファンデーションなどが混ざり合った汚れが原因の一つになっています。特に夏場は夕方にもなると、皮脂とファンデーションで顔がテカり、ベタベタになる人も多いことでしょう。それを解消することがとても大切になってくるのですが、そのために有効なのが丁寧な洗顔です。
勘違いしがちなのですが、洗顔は回数を増やせばいいというものでもありません。必要以上に洗い流してしまうと、本来必要な皮脂や水分までをも綺麗さっぱりと落としてしまい、肌が乾燥してしまいます。また、洗顔も摩擦になることがあり、敏感な状態の肌に刺激を与える場合があります。

洗うときは泡をたっぷり作り、それをクッション代わりにして肌との摩擦を生み出さないようにします。いつもニキビができやすい箇所は特に擦らないように注意し、泡を使って優しく押さえるように洗います。洗浄剤は泡が触れるだけでも十分に皮脂や汚れを落としますので、それだけでもしっかりと洗えています。殺菌作用や抗炎症作用のある洗浄剤を使うのも一つの方法です。
タオルで拭くときも決して擦らず、ポンポンと優しく水分を拭き取りましょう。中には強い力で拭き取る人がいますが、タオルの素材によっては肌に小さな傷がたくさん付くこともあるため気を付けなければなりません。

予防のためには肌の乾燥にも配慮する必要があり、保湿ケアは欠かせません。乾燥した状態が長くなると正常な肌のターンオーバーではなくなってしまうことがあり、そうなると数々の肌トラブルの原因になることもあります。
浸透力のある高保湿化粧水を付けると肌がしっとりしますが、肌に合わない保湿成分を使用することは避けなければなりません。例えば、保湿成分で有名なグリセリンが合わずにニキビができる肌質の人がいます。グリセリンがたっぷり使われていると肌は保湿されますが、結局はトラブルを起こし、予防につながらないという本末転倒な事態になってしまいます。

保湿ケアをするなら保湿力が低めの化粧水でも問題はなく、肌トラブルを起こさない自分に合った化粧水を選ぶことが何より大切です。保湿力が低めなら、パックをして一定時間水分を送り届ける方法もあります。パックをすると肌がやわらかくなって毛穴の詰まりが解消されやすくなったり、ターンオーバーが整い、古い角質が然るべきタイミングで剥がれやすくなります。アクネ菌を殺菌できる化粧水も数多く販売されていますので、パックの際にそれらを使用するのも良いです。

そして食生活を整えることも大切であり、バランスの取れたメニューを続けることも必要です。皮脂の分泌を適度に保ったり、新陳代謝を高めるといった作用を持つ栄養素が有効です。中でも、ビタミンB2とB6が不足しないよう気を付けましょう。緑黄色野菜やチーズ、レバーなどがおすすめです。

さらに、睡眠時間を確保して規則正しい生活を心掛ける必要があります。寝ている間は新しい肌を作ったり、傷んだ肌を修復したりと、体はそのときにしかできないことをしています。十分な睡眠時間は強い肌を生み出すことにもつながりますので、軽く考えてはいけません。